学生借入

彼女とのデート代がない

私はあまり容姿がよくなく、話下手でもあります。しかし、なぜかそんな私と大学時代に付き合ってくれた美女がいました。

 

当時の私は自分に自信がなく、彼女を繋ぎとめる唯一の手段はお金だと考えていました。そのため、デートがあるたびにそこそこ高いレストランに連れていったりプレゼントを贈ったりし、自分にはお金があるんだという見栄を張ってしまっていました。

 

しかし、私の実態は単なる貧乏学生です。車の免許などのために貯めておいた貯金なども使い果たしてしまい、通常の生活を送っていては嘘を隠し通せなくなってきました。

 

そこで、徹底した節約生活を始めました。例えば、洗濯機がある日壊れてしまったのですが、新しいものを買わずに手で洗うようにしました。洗う水も風呂の残り水です。もちろん食費も削ることになります。朝食はヨーグルト1個、昼食は基本的になし、夕食もカップ麺のみという生活になりました。

 

しかし、収入源がバイトの給料ぐらいなだけに、いくら節約生活を続けていても限界がありました。

 

そこで、彼女に正直に打ち明けてみることにしました。私は実は単なる貧乏学生で見栄を張っていた、と。すると彼女は微笑みながら「気づかなくてごめんね」と言ってくれました。

 

その後は彼女が私なんかのために、割り勘でいいときも私以上にお金を出してくれたり、いろいろと私を助けてくれるようになりました。

 

自分の勘違いで一時は極度の貧乏生活を送ることになりましたが、あのとき素直に話して良かったと今では思っています。